2026年プロ野球はどこで見る・聴く|12球団別の配信・放送・ラジオを技術者が解説

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2026年8月、プロ野球はレギュラーシーズンの終盤に入り、日本シリーズまでの残り試合はもう長くない。この時期からでも、12球団まとめて追うならテレビ放送を軸にしたスカパー!プロ野球セットが唯一の全試合中継サービスになる。広島東洋カープ主催試合を除く11球団でよければ、ネット中心のDAZN BASEBALLが月額を抑えられる。パ・リーグ主催試合だけならベースボールLIVEやRakuten パ・リーグSpecialが安い。1球団に絞るなら球団公式サービスも候補になる。移動中など映像を見られない場面は、地元局のラジオ中継をradikoで補うのが現実的である。

迷ったらこの3つ
目次

2026年プロ野球の視聴方法早見表

サービス選びの基準は料金ではなく、対象になる主催試合の範囲である。同じ球団を応援していても、ホームゲームとビジターゲームでは配信元が変わる。まず「どこまでの試合を見たいか」を決め、その範囲を満たすサービスの中で料金を比べる順序になる。

見たい範囲第一候補公式サイト表示の月額(税込)契約前に確認する点
12球団の公式戦スカパー!プロ野球セット視聴料4,054円+基本料429円加入月は視聴料・基本料が0円。加入月中は解約できない
広島主催を除く11球団DAZN BASEBALL2,300円(年間プランの月々払い・12か月総額27,600円)月単位で解約するプランではない。広島主催試合は対象外
パ・リーグ主催試合(最安重視)Rakuten パ・リーグSpecial702円楽天モバイルのRakuten最強プラン等の契約者は追加料金0円
パ・リーグ主催試合(標準)ベースボールLIVE770円2026年3月16日請求分より月額を改定済み
パ・リーグの機能・過去試合重視パーソル パ・リーグTV1,595円(パ・リーグ球団ファンクラブ会員は1,045円)1dayチケット660円もある。常設の無料トライアルはない
広島・中日・DeNAの主催試合J SPORTSオンデマンド 野球パック2,580円(U25割は1,290円)U25割は13歳以上25歳以下が対象。年齢確認書類が必要
音声で追うradiko地元局は無料/エリアフリープラン385円スポーツ中継はタイムフリー・エリアフリーの対象外になる場合がある

つまり、12球団を漏れなく見たいならスカパー!以外に選択肢はなく、それ以外の条件では対象範囲を絞るほど月額が下がる構造になっている。金額は各サービス公式サイトの表示価格で、最終確認は2026年8月13日時点である。

選ぶ基準は「応援球団」ではなく「主催試合の範囲」

プロ野球の放映権は、リーグではなく球団ごとに管理されている。配信されるかどうかを決めるのは、応援している球団ではなく、その試合を主催している球団である。ビジターゲームは相手球団の契約先で配信されるため、1球団を追うだけでも複数のサービスが必要になりやすい。

主催試合とは、その試合の興行権を持つ球団が開催する試合を指す。原則としてホームゲームが該当する。交流戦も同じ考え方で、開催球場側の球団が主催者になる。

この構造を理解すると、「DAZNに入ったのに広島戦が映らない」といった食い違いの理由が説明できる。DAZNは広島東洋カープ主催試合の権利を持たないため、マツダスタジアム開催分だけが抜ける。逆に広島がビジターの試合は、相手球団の主催試合なので視聴できる。

12球団を横断して見るならスカパー!プロ野球セット

スカパー!は、セ・パ12球団の公式戦を試合終了まで全試合生中継すると公式サイトで案内している。12球団を主催・ビジターの区別なく追える手段は、2026年8月13日時点でこのサービスに限られる。テレビの大画面で見たい人、レコーダーに録画したい人にも向く。

視聴料は月額4,054円(税込)で、これとは別にスカパー!基本料429円(税込)がかかる。通常月の合計は4,483円になる。加入月は視聴料・基本料ともに0円だが、加入月中の解約はできない。

テレビ放送とネット配信では対象番組が完全に一致するとは限らない。外出先でも見たい試合がある場合は、スカパー!プロ野球セットアプリまたは公式番組表で、その試合が配信対象かを個別に確認する。

受信にはBS・CSアンテナか、光回線・ケーブルテレビ経由の視聴環境が必要になる。提供条件は契約中の回線事業者によって異なるため一般化できない。申込前にB-CASカードまたはACAS番号と受信方法を控えておくと手続きが早い。

受信環境の整え方はスカパー!の選び方ガイドで詳しく整理している。

ネット中心ならDAZN|年間契約と広島主催の2点に注意

DAZNは広島東洋カープ主催試合を除く11球団の主催試合を配信する。野球専用のDAZN BASEBALLは月額2,300円(税込)である。ただし月単位で自由に解約できるプランではなく、12か月契約の月々払いで総額27,600円(税込)になる。

野球以外のスポーツも見る場合はDAZN Standardが対象になる。月間プランは月額4,200円(税込)、年間プランの一括払いは32,000円(税込)、年間プランの月々払いは月額3,200円(税込・総額38,400円)である。野球だけならBASEBALL、他競技も継続して見るならStandardという分け方になる。

ここだけは注意

DAZN BASEBALLは年間契約である。2026年8月に加入した場合、レギュラーシーズン終了後もオフシーズンを含めて契約が続く。シーズン残り期間だけを見たい場合は、月単位で解約できる他サービスとの総額比較が必要になる。

ネット配信は放送に比べて数十秒程度の遅延が生じる。SNSの速報や通知を同時に見ていると、映像より先に結果を知ってしまう場合がある。回線側の対処はWi-Fiが遅いときの対処法にまとめている。

セ・リーグは主催球団ごとに配信元が分かれる

セ・リーグには、6球団の主催試合をまとめて配信する安価な共通サービスがない。球団公式サービスは自球団の主催試合に強い一方、ビジターゲームは対戦相手側の契約先が必要になる。1サービスで完結させたい場合はスカパー!かDAZNに戻る形になる。

球団主催試合を見る主な選択肢契約前に確認する点
読売ジャイアンツGIANTS TV、Hulu、日テレジータス、DAZN、スカパー!GIANTS TVは月額1,320円(税込)。巨人主催試合に加えファーム戦や球団独自映像も対象
阪神タイガース虎テレ、スカイA、GAORA、DAZN、スカパー!虎テレは阪神主催が中心。1試合単位のプランもある
横浜DeNAベイスターズU-NEXT、J SPORTSオンデマンド、ABEMA de J SPORTS、TBSチャンネル2、DAZNU-NEXTはDeNA主催の1軍戦・2軍戦を月額プランで配信
広島東洋カープJ SPORTSオンデマンド、ABEMA de J SPORTS、J SPORTS放送、スカパー!DAZNは広島主催が対象外。最初に確認すべき球団
中日ドラゴンズJ SPORTSオンデマンド、ABEMA de J SPORTS、DAZN、スカパー!J SPORTS系とDAZNの両方に候補があり、月額で比較できる
東京ヤクルトスワローズフジテレビONE、フジテレビONEsmart、FODプレミアム、DAZN、スカパー!配信と衛星放送で対象試合が異なる場合がある

つまり、広島・中日・DeNAの3球団はJ SPORTS系に集約されており、巨人・阪神・ヤクルトは球団または系列局のサービスに分かれている。J SPORTSオンデマンドの野球パックは月額2,580円(税込)、U25割は月額1,290円(税込)である。

球団公式サービスの月額だけを見ると安価だが、ビジターゲームを追加すると複数契約になる。年間総額は「主催試合だけ」と「ビジターも含めて全試合」の2通りで計算しておくと判断しやすい。U-NEXTの料金体系はU-NEXT完全ガイド、配信サービス全体の選び方は動画配信サービス完全ガイドを参照してほしい。

パ・リーグは共通サービスでまとめやすい

パ・リーグ6球団の主催試合は、リーグ共通の配信サービスでまとめて追える。月額1,000円を下回る選択肢が複数あり、セ・リーグより費用を抑えやすい。交流戦の扱いはサービスごとに異なり、パーソル パ・リーグTVだけが巨人・阪神主催試合も対象に含む。

サービス公式サイト表示の月額(税込)主な対象特徴
Rakuten パ・リーグSpecial702円パ・リーグ主催の公式戦・交流戦・クライマックスシリーズ(交流戦とCSはパ主催分のみ)楽天モバイルのRakuten最強プラン等の契約者は追加料金0円
ベースボールLIVE770円パ・リーグ1軍公式戦、パ主催の交流戦、パ・リーグのクライマックスシリーズライブ配信と見逃し配信に対応
パーソル パ・リーグTV1,595円(ファンクラブ会員1,045円)パ・リーグ主催試合、交流戦の巨人・阪神主催試合、過去試合アーカイブ1dayチケット660円がある。常設の無料トライアルはない
DAZN BASEBALL2,300円(年間プランの月々払い)広島主催を除く11球団の主催試合セ・リーグのビジターゲームまで追える

つまり、パ・リーグ主催試合だけなら月額702円から視聴できる。交流戦の巨人・阪神主催試合まで含めるならパーソル パ・リーグTV、セ・リーグのビジターゲームまで追うならDAZN BASEBALLへ上げる段階構造になる。楽天モバイル契約者はRakuten パ・リーグSpecialの追加負担がないため、まずそこから検討するのが合理的だと筆者は判断する。

同じサービスでも申込経路で月額が変わる

比較記事で見落とされやすいのが、申込経路による価格差である。同一サービス・同一内容でも、Webブラウザからの申込とアプリ内課金では月額が異なる場合がある。アプリストアの決済手数料が価格に転嫁されるためで、radikoと虎テレはいずれも公式に価格差を明示している。

サービス・プランWebサイトから申込(税込)アプリ内課金で申込(税込)差額
radiko エリアフリープラン月額385円月額480円月額95円
radiko タイムフリー30プラン月額480円月額620円月額140円
radiko ダブルプラン月額865円月額1,100円月額235円
虎テレ 月額プラン月額660円月額680円月額20円
虎テレ 1試合視聴プラン1試合220円App Store 320円/Google Play 250円1試合30円〜100円

つまり、スマートフォンのアプリから申し込むだけで、radikoダブルプランは年額に換算して2,820円多く支払う計算になる。契約はパソコンやスマートフォンのWebブラウザから行い、視聴だけをアプリで行えば差額は発生しない。

ラジオ中継はradikoで地元局から探す

2026年も全国の民放ラジオ局がプロ野球中継を編成している。端末の位置情報で判定されたエリア内の局はradikoの無料機能で聴取でき、エリア外の局を聴くにはエリアフリープラン月額385円(税込・Web申込)が基本になる。

映像配信より通信量を抑えられ、移動中の補完手段になる。radikoのトップページから対応局を確認できる。

聴き逃した場合は無料のタイムフリーが使えるが、制限がある。対象は過去7日前までに放送された番組で、再生開始から24時間以内、かつ1番組あたり合計3時間までとなる。

過去30日前までを時間制限なしで聴く場合はタイムフリー30プラン月額480円(税込・Web申込)になる。エリアフリーと組み合わせるダブルプランは月額865円(税込・Web申込)である。

ただし、スポーツ中継は権利上の理由でタイムフリーやエリアフリーの対象外になる場合がある。有料プランに加入していても、必ず後から聴けるとは限らない点に注意したい。試合前にradikoの番組表で、対戦カード・放送局・放送終了時刻を確認しておく。

プランごとの違いはradiko完全ガイド、受信方式やラジオ受信機の選び方全般はラジオ完全ガイドで整理している。

ポストシーズンの日程から契約期間を逆算する

シーズン後半から加入する場合は、日本シリーズ終了までの月数で総額を計算する。日本野球機構が公表している2026年の日程では、クライマックスシリーズが10月10日に始まり、日本シリーズは11月1日までの日程が確保されている。つまり必要な契約期間は最長で8月から11月までの4か月分になる。

ステージ2026年の日程備考
クライマックスシリーズ ファーストステージ10月10日(土)〜10月12日(月)2位対3位。10月13日は予備日
クライマックスシリーズ ファイナルステージ10月14日(水)〜10月19日(月)1位対ファーストステージ勝者。10月20日・21日は予備日
日本シリーズ10月24日(土)〜11月1日(日)第1戦・第2戦はセ・リーグ本拠地、第3戦〜第5戦はパ・リーグ本拠地

つまり、月単位で解約できるサービスなら8月から11月までの4か月契約で足りる。DAZN BASEBALLのような年間契約は12か月分の総額で比較しないと、月額の安さだけを見て判断を誤る。

ポストシーズンの中継先はレギュラーシーズンと異なる場合がある。加入前に各サービスの番組表で、クライマックスシリーズと日本シリーズが対象に含まれるかを確認しておきたい。

契約前に3分でできる確認手順

契約前の確認は、球団名ではなく個別の試合から始める。公式の配信予定を1試合ずつ照合すれば、「契約したのに見られない」という失敗はほぼ防げる。以下の手順は読者自身が同じ結果を再現でき、所要時間は3分程度である。

STEP
見たい試合を3つ選ぶ

直近1週間から、実際に見たい試合を3つ選ぶ。主催球団がどこかも一緒に控える。ホームとビジターが混ざるように選ぶと判定精度が上がる。

STEP
候補サービスの番組表で3試合を照合する

候補サービスの公式番組表を開き、選んだ3試合が配信対象に載っているかを確認する。3試合すべてが載らないサービスは、この時点で候補から外す。

STEP
Webブラウザとアプリで料金表示を見比べる

同じプランの申込画面を、パソコンのWebブラウザとスマートフォンのアプリの両方で開く。金額が違えば、安いほうの経路で契約する。radikoと虎テレでは実際に差が出る。

STEP
残り試合数から契約期間を決める

8月時点ならレギュラーシーズンの残り試合はわずかで、日本シリーズまで含めても数か月分の契約で足りる。基本料・無料期間終了後の請求を含めた総額を、月単位契約と年間契約の両方で出しておく。

テレビの大画面で見る場合は、対応アプリと機器の組み合わせも先に確認する。同じサービスでも、テレビ本体のアプリとストリーミング端末で対応状況が異なることがある。機器選びは配信視聴デバイスの選び方、テレビ側の視聴手段全般はテレビ完全ガイドにまとめている。

テレビの大画面で見る場合は、対応アプリと機器の組み合わせも先に確認する。同じサービスでも、テレビ本体のアプリとストリーミング端末で対応状況が異なることがある。機器選びは配信視聴デバイスの選び方、テレビ側の視聴手段全般はテレビ完全ガイドにまとめている。

  • 見たい試合の主催球団を控えたか
  • 候補サービスの番組表で3試合を照合したか
  • Web申込とアプリ内課金の金額を見比べたか
  • 基本料・契約期間を含む総額を計算したか
  • 視聴に使う機器が対応しているか確認したか

よくある質問

プロ野球12球団を1契約で見られますか。

スカパー!プロ野球セットが、セ・パ12球団の公式戦を全試合生中継すると案内している。視聴料は月額4,054円、別に基本料429円がかかる。ネット配信分の対象は番組表で個別に確認する。

DAZNで広島戦は見られますか。

広島東洋カープ主催試合は対象外である。広島がビジターの試合は相手球団の主催試合になるため、その球団がDAZNの対象なら視聴できる。広島主催試合はJ SPORTS系かスカパー!が候補になる。

パ・リーグ向けサービスで交流戦は全部見られますか。

サービスによって異なる。ベースボールLIVEとRakuten パ・リーグSpecialはパ・リーグ主催分が対象で、セ・リーグ主催試合は含まれない。パーソル パ・リーグTVは交流戦に限り、巨人・阪神主催試合も対象としている。

radikoならプロ野球中継を後から必ず聴けますか。

必ずではない。放送局が中継していても、権利上の理由でタイムフリーやエリアフリーの対象外になる場合がある。有料プランでも同様のため、放送時間に合わせて聴く前提で考えたい。

シーズン途中から加入しても損しませんか?

残り試合が少ない時期でも、月単位で解約できるサービス(例:スカパープロ野球)なら日本シリーズまでの数か月分だけ契約すれば足りる。DAZN BASEBALLは年間契約のため、12か月総額27,600円で比較する必要がある

まとめ

8月時点でシーズンは終盤に入っており、いま契約するなら残り試合数に見合った期間で選びたい。12球団をテレビで横断して追うならスカパー!プロ野球セット、広島主催を除く11球団をネット中心で追うならDAZN BASEBALLが軸になる。パ・リーグ主催試合だけならRakuten パ・リーグSpecialやベースボールLIVEが候補になる。

1球団専用サービスは主催試合に絞れば安いが、ビジターゲームまで追うと追加契約が必要になりやすい。音声はradikoで地元局を探し、エリア外だけ有料プランで補う。

料金を比べる前に、見たい3試合が各公式番組表に載っているかを確認する。そのうえで申込経路による価格差と契約期間を確認すれば、支払額の見込み違いは避けられる。本記事の価格・日程は2026年8月13日時点の公式情報に基づく。

出典

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この記事を書いた人

4ktv管理人|通信・映像技術エンジニア
東京在住。映像・通信インフラの現場で30年以上技術を磨いてきた現役シニアエンジニアです。
放送とネット配信の融合が進み、視聴環境は便利になった一方で仕組みは年々複雑になっています。長年の知見を、次世代や一般の視聴者にわかりやすく伝えたいという思いから本サイトを立ち上げました。
第一級陸上無線技術士・電気通信主任技術者などの国家資格に裏打ちされた正確な情報をベースに、ラジオの感度向上から最新の4K配信、周辺機器選びまで、技術的根拠を持って解説します。

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