「いいところで動画が止まって、グルグルマークが出る…」 「4K映画を見ているのに、画質が荒くなってモザイクみたいになる…」
これは、動画配信時代の最大のストレスですよね。
テレビやFire TV Stickの故障を疑う前に、まずは**「家のWi-Fi環境」を見直してみてください。実は、ルーターの買い替えのような大掛かりなことをしなくても、「置く場所」や「ケーブル」**を変えるだけで劇的に改善するケースが多いのです。
この記事では、今すぐ試せる「通信速度を安定させるための5つのチェックポイント」を解説します。
結論:まずはこのリストをチェック!
動画が安定しない原因は、主に以下のどれかです。
- 周波数帯:「2.4GHz」を使っている(電子レンジ等と干渉しやすい)
- 置き場所:ルーターが「テレビの裏」や「床」にある
- ケーブル:古い「LANケーブル(CAT5など)」を使い回している
- 接続方式:無線にこだわらず「有線LAN」にしていない
- ルーター:5年以上前の古い機種を使っている
今すぐできる設定変更:「5GHz」に繋ぎ変える
Wi-Fiには、主に2つの「通り道(周波数帯)」があります。末尾が「G」や「2g」のものに繋がっているなら、それが速度低下の原因かもしれません。
| 周波数帯 | 特徴 | 動画視聴への向き不向き |
| ❌ 2.4GHz帯 (末尾が g / 2g など) | 障害物に強いが、電子レンジやBluetoothと干渉して極端に遅くなる。 | △ 不向き (4K再生にはパワー不足) |
| ⭕️ 5GHz帯 (末尾が a / 5g など) | 障害物には弱いが、電波干渉が非常に少なく高速で安定。 | ◎ 最適 (高画質配信もスムーズ) |
その配置、実はNGです。ルーターは「高く、見通し良く」
ルーターをテレビの裏側や棚の中に隠すのは、技術的には「電波を遮断する壁」を自ら作っている状態です。
- テレビの裏:テレビ内部のパネル(金属板)が電波を遮ります。
- 床・棚の奥:電波の半分が床に吸収・反射されてロスします。
対処法: できるだけ**「床から1m以上の高さ」で、「テレビの横など、遮蔽物がない場所」**に置いてください。
【盲点】そのLANケーブル、「CAT5」じゃないですか?
壁のモデム(ONU)とルーターを繋いでいる**「LANケーブル」**が古いと、そこが通信のボトルネックになります。
- CAT5(カテゴリー5):最大100Mbps。光回線の性能を全く出せません。
- CAT6A(推奨):最大10Gbps対応。ノイズに強く、4K配信時代に最適な規格。
ケーブル側面の印字を確認し、「CAT5」なら今すぐ**「CAT6A」**に買い替えましょう。
- エレコム LANケーブル CAT6A(爪折れ防止・フラット) 実勢価格:約600円〜1,500円(長さによる)
やっぱり「有線LAN」が最強
Wi-Fiの電波が不安定なら、物理的に解決しましょう。ルーターからテレビまでケーブルで直接繋ぐ**「有線接続」**が最も確実です。「周囲の電波状況」に左右されないため、最高画質が維持されやすくなります。
ルーターが古いなら「NEC」や「バッファロー」の最新機へ
ルーターを5年以上使っているなら、内部の処理能力不足の可能性があります。最新の**「Wi-Fi 6 (11ax)」**対応機に替えるだけで、家族全員が同時に使っても安定するようになります。
① 【NEC】Aterm WX5400HP
「安定性」を最重視するなら国内シェア屈指の信頼ブランド 電波の途切れにくさに定評があり、IT技術者の評価も高いミドル〜ハイエンドの決定版です。
- NEC Aterm WX5400HP 公式製品ページ 実勢価格:約14,000円前後
② 【BUFFALO】WSR-3200AX4B
「設定のしやすさ」と「圧倒的な普及率」の安心感 日本の住宅事情に合わせたアンテナ設計が特徴。誰にでもおすすめできる定番モデルです。
- バッファロー WSR-3200AX4B 公式製品ページ 実勢価格:約9,000円前後
まとめ:環境を見直して、ストレスフリーな視聴体験を
動画が止まる原因の多くは、回線そのものではなく**「部屋の中のちょっとした不備」**にあります。
- 5GHz帯に設定を変える
- LANケーブルをCAT6Aに更新する
- それでもダメならNEC等の最新ルーターを導入する
まずは数百円で買えるLANケーブルの確認から始めてみてください。驚くほどスムーズに、大画面の4K映像を楽しめるようになりますよ。
